移植コーディネーターになるには


・移植コーディネーターとは

 移植コーディネーターには、(社)日本臓器移植ネットワークに所属しているコーディネーターと、日本臓器移植ネットワークから委嘱を受けている都道府県コーディネーターの、2種類があります(業務内容は同じです)。
 日本臓器移植ネットワークの全国のブロックセンター(8カ所)に所属する移植コーディネーターは、総計約20人、都道府県に所属する都道府県コーディネーターは約50人です。

 移植コーディネーターの最も重要な仕事は、臓器提供の候補者があらわれたときの対応です。病院からネットワークへの連絡(ドナー情報)を受けると、最寄りのブロックセンターからコーディネーターが駆けつけ、家族に臓器提供について説明し、家族が提供を承諾するかどうかの意思を確認します。

 臓器提供が実現すれば、臓器についての医学的検査の手配、移植チームとの連絡、臓器の運搬など、移植終了までのすべてがスムーズに行われるよう調整に当たります。

 この他、日常の業務としては移植希望者の登録の受付、データの整備を行います。また、臓器移植の普及啓発活動に携わり、特に臓器提供に関連する医療機関には移植への理解や協力を要請します。


・移植コーディネーターになるには

 移植コーディネーターの養成は、日本臓器移植ネットワークが行っています。必要な条件は、医療従事者の資格(医師、薬剤師、看護婦[士]、臨床検査技師、臨床工学士など)を持っているか、あるいは4年制大学を卒業していることです。

 また、移植コーディネーターを目指す人のために、日本臓器移植ネットワークでは講習会を開いています。平成12年度の「臓器移植セミナー」は2000年11月に、2日間にわたって開かれました。

 ネットワークによる移植コーディネーターの募集は不定期に行われ、最近では2000年9月に数名を募集し、10月に試験が行われました。
 今後の募集やセミナーについての情報は日本臓器移植ネットワークのホームページから入手することができます。

本サイト内の「移植コーディネーター」関連情報

新しいネットワークシステム(「転換期を迎える日本の臓器移植」掲載)
1994年6月発行のニュースレター、「Transplant Communication」第1号を掲載したWebページ中に、ネットワークシステムについての解説と、コーディネーターの業務に関する記述があります。
ホーム移植医療とは「転換期を迎える日本の臓器移植」新しいネットワークシステム

臓器移植 Q&A(総合版)
本サイトによく寄せられる質問に対する「Q&A」集です。
ホーム簡単ナビゲーションさまざまな疑問について臓器移植 Q&A



インターネット上の「移植コーディネーター」情報

日本臓器移植ネットワークの「お知らせ」ページ日本臓器移植ネットワーク
 
移植コーディネーターの募集告知や、セミナー開催のお知らせ、その役割をわかりやすく解説したスライドなどがあります。
 
http://www.jotnw.or.jp/jotnw/index.html

移植コーディネーターのページ静岡県腎臓バンク
 移植コーディネーターの解説。ドナーコーディネーターとレシピエントコーディネーターの解説や、各県所属コーディネーターについての記載もあります。
 
http://www.process.co.jp/~jinbank/cord.html

日本移植コーディネーター協議会
 わが国唯一の移植コーディネーターに関する学術研究団体「日本移植コーディネーター協議会(JATCO)」のホームページ。コーディネーターの業務解説や、教育・認定制度について、入会案内、掲示板など。
 
http://www.jatco.gr.jp/



「移植コーディネーター」に関する書籍

「コーディネーターのための臓器移植概説」
 
若杉長英監修、白倉良太、高原史郎、芦刈淳太郎編集
 日本医学館発行、¥4,000+消費税(ISBN 4-89044-362-2 C3047)
専門書なので高価ですが、関連する医学概論や基礎医学から、心理学、薬理学、法医学や、コーディネーターの活動の実際まで網羅されています。


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