臓器移植ファクトブック1998

日本移植学会広報委員会編

─はじめに─

 私ども日本移植学会では、移植医療は大きな可能性をもち、社会に貢献することのできる医療分野であると考えております。心臓、肝臓、腎臓などの臓器移植は欧米諸国においてはすでに活発に行われており、アジア諸国でも積極的に試みられつつあります。我が国においても、1997年10月に「臓器の移植に関する法律」が施行されました。しかし、未だ十分には行われていません。これから議論をして決定しなければならないことも多々あるかと思います。
 この臓器移植ファクトブックは、今後、一般の方、あるいは医療従事者の方が、移植医療について考え、議論を進めるにあたって参考となる資料を、コンパクトな形で提供することを目的に編集しました。編集にあたっては、内容はあくまで「事実」のみを記載するに留めました。できるだけ中立な立場をとりながら、かつ議論の土台となる「事実」を、簡潔な形で提供することが望ましいと考えたからです。資料の収集、編集は、日本移植学会広報委員会が、学会員の協力を得て行ないました。本書に対するお問い合わせは以下までお寄せください。

日本移植学会広報委員会
(1998年1月24日発行)

〒565-0871 吹田市山田丘2-2
大阪大学医学部外科学第一講座内
松田 暉


目 次
I.  腎 臓
II.  心 臓
III.  肝 臓
IV.  免疫抑制療法とQOL
V.  移植ネットワークの役割
附.  日本移植学会の行なう広報活動


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